現在自宅でのめりこんでいるFSX。その中でもお気に入りのPMDG社製のリアルな機体ソフトは、PC画面内の機体ソフトとは言えその完成度は驚くほど高く、コクピットの計器スイッチ類など実機手順のスキルが無いと、ワーニングメッセージ無しでエンジンすらかからないほどです。
そんな中、ハード面でも少しは本物に近付けるものは無いかと模索している1つがこのエンジンスロットル周りです。高額な投資をすれば、エアラインで導入しているシミュレータ並みの機材は手に入りますが、そこは自宅使用を鑑み、今回はこのスロットル系を自分なりにDYIを加えてカスタマイズしてみることで、少しはそれらしく見える形に挑戦してみました。
対象機種はボーイング777。その”トリプルセブンチック”なスロットルにカスタマイズです。
・ベースとなるのはSaitek社製のスロットル(Quadrant)です。先ずはDYIで本体に角度を付けて、各種レバーの位置を決めてみます。

・近所にあるDYI店では木工製品を加工作業した際に出る木片を¥100などの安価で売っています。まあ、ほとんどゴミに近いのでは??と思しき木片も値段を付けて再販売するところは、商売上手としか言えませんが。(笑) その木片からたまたま適したサイズのものを手に入れ、その他ビス類などと組み合わせて加工を試みました。本当のところはL字金具を組み合わせて、強度自体を保ちたかったのですが、どうしても穴の位置と付け合わせる製品同士の寸法に合った適当な金具が見当たらず、先ずは簡易的に木片で組み合わせました。これは今後のステップアップの課題ですね。
それでも角度をほぼ45度奥側に傾けてみると例えばスロットルレバーなど、アイドル~フルまで見た目が自然になりました。

・次はこのレバーをトリプルチックに変身させるアイテムでカスタマイズです。ネット内でFSをキーワードに漁っていると、海外のFS製品にSaitek社製のレバーに着ぐるみさせるだけで、簡単にトリプルセブンのスロットルレバーに変身出来るものを発見!早速それをオーダーです。 細かい話になりますが、元々あった握りのレバーを外してただ単に面白アイテムをはめ込むだけなのですが、実はこのスロットルレバーは少々自重がある関係で、スロットルを置く位置(角度)によっては、勝手にスルスルと動いてしまう現象に見舞われてしまいました。悩んだ挙げく、Quadrant側に両面テープでシートを貼り付けて、レバーの底に若干の抵抗を付けて対策をする事で何とか解決。これってちょっとした事なんですが、案外悩んで辿り着いた結果でもありました。(^^ベ

・Saitekのスロットルは1台でレバーが3本あります。ゲットしたアイテムには5つの着せ替えが付いて来るので、その中で先ずはエンジンスロットルNo.1とNo.2。そしてフラップレバーをはめ込んだのがこの画像です。なんちゃってですが、かなり雰囲気が出て来ましたね。これで我が部屋はトリプルのコクピットに変身です。(大げさかな...)

・エンジンスロットルレバーには、リバースレバーも付いてますが、これは実際に電気的スイッチにはならず、なんちゃってレバーのギミックのみです。

・でもかなり雰囲気ありますね。(^^) これでランディング後のリバース作業も楽しくなること間違いありません!!大笑)

・その他は、スピードブレーキ・トリムレバーがありますが、これはQuadrantを2台化すれば実現可能です。

・将来はこんな具合にアップグレードを狙いますか。。。【参考写真】